浪人生(東大理一志望)の記録

東大を目指す浪人生のブログです。

薄い日々

前回の投稿から二日空いてしまった。面倒臭かった訳でない…といえば嘘になるが、投稿が遅れた最大の原因は「濃度の薄い日々が続いてしまった」からだと思っている。書くことがないのである。

 

予備校への入学申し込み(結局、ノーマルなコースを選んだ。演習中心コースは[何故か落ちてしまった大型新人向け]らしい)が完了し、学校への顔出しも済ませてしまった以上、もう外部に対しやるべきことが残っていない。次のイベントは3月30日に行われる「プレースメントテスト(要するにクラス分けテスト)」なので、約二週間程の暇な時間が出来てしまった。

 

「勉強しろよ!浪人生なんだから。」というのはごもっともな意見だが、何だかやる気が起きない。合格した同級生が遊んだり旅行したりしている状況で、勉強できる訳が無い。自宅で漫然と過ごしてしまっている。しかし、このように感じてしまうことは「合格した他者を意識している良くない状況であることの表れ」なので、何とか切り抜けていきたい。

 

家に引きこもっていては何も出来ないので、やはり外部機関へ勉強しに行くのが良いのだろう。しかし、現役時代に通っていた公民館は現在改修工事中なので、別の場所を探さないといけない。結局は近場の図書館に行くことになりそうだ。日曜日は混んでいて、月曜日は休みなので、行けるとしたら明日かな…。「明日」というワードが入っている以上、実現可能性は30%くらいだろう。明日になってちゃんと図書館に行ける人間なら、浪人はしていないはずだ。

成績開示、ついに届く

待ちに待った成績開示が今日の午前11時頃に届いた。気になる結果は…

 

センター:800点(換算後:97.7778点)

  国語:42点

  英語:84点

  数学:33点

  物理:39点

  化学:35点

  総計:330.7778点(合格まで:3.8889点)

 

これを見た時の第一印象は「結構いい線いってんじゃん!」だった。あと数点だったのに…という後悔はなく、それよりも「現役時代にやってたことはそんなに的外れじゃなかったんだ!」という喜びの方が大きかった。ちなみにこの点数だと理科二類には合格している。出願時に理二へ変えようかどうかを悩んでいて、結局は変更しなかった。(最悪のパターンである[理科二類に変更→理科一類の方が合格最低点が低い]を回避したかったので。)自分で決めたことなので悔やんではいない。

 

開示が来たことで、より一層コース選択に悩むようになった。入試の点数的には演習中心コースの方でもOKなのだが、現状の数学力で授業についていけるかが心配。ネット情報によると「演習コースの最上位クラスは開成、麻布、筑駒が入り乱れている」らしく、東大模試オールD判定の自分が行っていいのか自信がない。

 

そこで、個人相談をしてもらうことにした。予約はしたので、ここでコースを決めちゃいたいと思う。

 

今日の勉強内容

プラチカⅠAⅡB:四題(約30分)

 

久しぶりにペンを握ったら文字が書けなかった。やばすぎる。なぜか今日は花粉症が酷く、ほとんど集中できなかった。でも「再開した」ということが大事。これからどんどん勉強時間は伸びていくと思う。

予備校の説明会に行ってきたよ

学校別説明会in駿台お茶の水校に行ってきた。学校別なので、浪人が確定した同級生が沢山いた。久しぶりに知り合いに会えたので、結構元気が貰えた。

 

説明会自体はパンフレットに書いてあることの繰り返しだったので新情報は得られなかった。だだ、気になるコースの予約と個別相談をしてもらえたので価値はあった。

 

現段階では「通常授業+土曜日に実戦演習」のコースと「通常授業に演習が組み込まれている」コースの二つで悩んでいる。後者の方がレベルは高く、センター780点以上、成績開示の学力ランクB以上が目安らしい。センターは805点なので問題ないが、二次試験の成績はよくわからないので、開示が来てから判断するのがベターかなと思う。それにしても、今年は開示が遅い。

 

三月中の過ごし方についても質問してきた。「あまり頑張り過ぎず、苦手教科を一つだけやっておけばいいよ」とのこと。組み分けテスト(英数現のマーク式)が控えているので、「理系数学の良問プラチカ」を一周分と「英語の音読(Gnobleの教材使用)」をやっていくことにした。一日に四、五時間位やれば良さそう。あんまり頑張る気もしないし。

 

参考書の扱いについても聞いてきた。「駿台のテキスト中心になるから、新しく買わなくていいよ。三月中は[買ったけど使ってない参考書]をやればいいんじゃない?」だそうだ。この話を聞いて、プラチカをやることにした。「化学の新演習」は買わないことにした。

 

現段階の学力についての話はまだ先になりそう。震えて開示を待つ。

 

 

 

 

 

 

 

 

受け入れ作業完了but…

不合格通知から約二日。大分メンタルが安定してきた。第二外国語をどれにしようか悩んでいる同級生のツイートを見てもノーダメ。

 

でも勉強をする気になれない。「受験生活の反動だよ」と言ってしまえば耳触りはいいかもしれないが、「現状のままでは合格できない」というのも事実で…困ってしまう。

 

きっと「自分の弱点を認める」という境地にはまだ達していないのだと思う。成績開示が届いて「あなたの点数はこのぐらいで合格点にこれぐらい足りていません」ということが明確になれば少しは変わってくるのかもしれない。今年は例年より開示が遅れてるらしいけど。

 

明日は学校別の説明会in駿台御茶ノ水校がある。そこで不合格になった同級生と会えれば何かしらのきっかけになるかもしれない。

 

受験とは全く関係ないが、Amazonで受け取りを指定していたコンビニが一時休業になっていた。新しいイヤホンと「化学の新演習」が届くはずだったのに…やや萎え。

 

結局開示は来なかったので、現状の立ち位置についての話はまた今度で。勉強を再開したら、何をどれぐらいやったかも報告していくつもり。

合格発表とその翌日

東大単願なのに東大模試は四回全てD判定。

 

「まぁ、受かる可能性は30%くらいかな」と色々な人に言いふらしながら3月10日の合格発表を待っていた。

 

浪人に抵抗がない感じの家庭だったので「いいじゃん、もう一年かかっても」等の軽口が飛び交っていた。だから全然緊張してなかった。youtube見たり、スマホゲーしたり、PS3で「メルルのアトリエ」やったりして余暇の喜びを噛み締めてた。

 

発表二日前から様子が変わってきた。寝られないしご飯も食べられなかった。浪人確実だと自嘲してた東工大志望の友人がバリバリ第一志望の学部に受かっていたのも結構効いた。

 

前日になって「夜更かしすれば合格発表ちょうどに起きれるのでは!?」と思いついたので、youtubeでメダルを一枚から増やしまくる動画を見て午前四時まで粘った。

 

当日、目が覚めて時計を確認すると「8時53分」。作戦失敗である。ドキドキし過ぎてご飯も食べれず、Twitterで同級生の反応を見ながら地獄のような三時間を過ごした。

 

11時58分、東大のホームページを開いて待っていた。更新を連打していた。合格者名簿に辿りつけたのは12時03分だった。番号を探す。pdfを開いて5秒で結果がわかった。

 

番号がなかった。70%の方を引いただけだから、その瞬間は全然なんともなかった。

 

Twitterを開いてから、だんだん悲しくなってきた。合格した同級生に寄せられるお祝いのリプライ。絶対受かると思っていた友人の不合格報告。劣等感とか驚きとか色々混ざった感情だった。喜びは入ってなかったけど。

 

浪人そのものは全然マイナスじゃない。残りの人生60年のうち1年を将来に投資するだけだし、予備校代も母親が出してくれるし、そのこと自体にデメリットはない。

 

問題なのは「合格した他者」がいることだ。どうしても彼らと自分を比べてしまう。そうすると「自分の努力不足で親に150万も余分に使わせてしまうのか」「散々お金かけてもらったのに…」など、無意味に自分をどんどん責めてしまう。

 

発表当日から翌日にかけて、埼玉の奥地で一人暮らししている兄の家でVRとかSwitchをやらせてもらい、徹底的に「合格した他者と距離を置く」ことで、何とかブログを始められる位までメンタルが戻ってきた。勉強する気は全然起きないけど。

 

現段階の学力や予備校選びなどについては明日以降触れられたらいいなと思う。