浪人生(東大理一志望)の記録

東大を目指す浪人生のブログです。

合格発表とその翌日

東大単願なのに東大模試は四回全てD判定。

 

「まぁ、受かる可能性は30%くらいかな」と色々な人に言いふらしながら3月10日の合格発表を待っていた。

 

浪人に抵抗がない感じの家庭だったので「いいじゃん、もう一年かかっても」等の軽口が飛び交っていた。だから全然緊張してなかった。youtube見たり、スマホゲーしたり、PS3で「メルルのアトリエ」やったりして余暇の喜びを噛み締めてた。

 

発表二日前から様子が変わってきた。寝られないしご飯も食べられなかった。浪人確実だと自嘲してた東工大志望の友人がバリバリ第一志望の学部に受かっていたのも結構効いた。

 

前日になって「夜更かしすれば合格発表ちょうどに起きれるのでは!?」と思いついたので、youtubeでメダルを一枚から増やしまくる動画を見て午前四時まで粘った。

 

当日、目が覚めて時計を確認すると「8時53分」。作戦失敗である。ドキドキし過ぎてご飯も食べれず、Twitterで同級生の反応を見ながら地獄のような三時間を過ごした。

 

11時58分、東大のホームページを開いて待っていた。更新を連打していた。合格者名簿に辿りつけたのは12時03分だった。番号を探す。pdfを開いて5秒で結果がわかった。

 

番号がなかった。70%の方を引いただけだから、その瞬間は全然なんともなかった。

 

Twitterを開いてから、だんだん悲しくなってきた。合格した同級生に寄せられるお祝いのリプライ。絶対受かると思っていた友人の不合格報告。劣等感とか驚きとか色々混ざった感情だった。喜びは入ってなかったけど。

 

浪人そのものは全然マイナスじゃない。残りの人生60年のうち1年を将来に投資するだけだし、予備校代も母親が出してくれるし、そのこと自体にデメリットはない。

 

問題なのは「合格した他者」がいることだ。どうしても彼らと自分を比べてしまう。そうすると「自分の努力不足で親に150万も余分に使わせてしまうのか」「散々お金かけてもらったのに…」など、無意味に自分をどんどん責めてしまう。

 

発表当日から翌日にかけて、埼玉の奥地で一人暮らししている兄の家でVRとかSwitchをやらせてもらい、徹底的に「合格した他者と距離を置く」ことで、何とかブログを始められる位までメンタルが戻ってきた。勉強する気は全然起きないけど。

 

現段階の学力や予備校選びなどについては明日以降触れられたらいいなと思う。